台湾メーカーが作ったEV(電気自動車)がテスラモーターズのよりもすごいんじゃないの?という話。
テスラモーターズと同様にポルシェやアウディもEVを作っているけれども、このサンダーパワーセダンはそれ以上になると紹介されている。
同社が伊ミラノにある拠点でミュールカー(開発中のパワートレインを既存モデルに搭載した初期のプロトタイプ)でのテスト走行を行ったところ、最高出力は430hp、1回の充電による航続距離は373マイル(約600km)という結果を得たという。誰も確認ができないクルマのスペックを述べるのは簡単だが、もしその数字が本当だとしたら、サンダーパワーのEVはテスラ「モデルS」よりずっと優れているということになる(モデルSの航続距離は270マイル=約434kmと公式に発表されている)。さらに面白いことに、同車の最高速度は155mph(約249km/h)に達するという。しかも、価格は比較的安価で(少なくとも、ハイエンドなEVの標準価格と比較した場合)6万2,000ドル(約745万円)ほど。皆さんは、この話を聞いても"静けさを生み出す"ことが出来るだろうか。
日本の各メーカーはどうなっているのだろう?もうこういう実験的な車両を作るような余裕は無くなっているのだろうか?
電気自動車工学 - EV設計とシステムインテグレーションの基礎
- 作者: 廣田幸嗣,小笠原悟司,船渡寛人,三原輝儀,出口欣高,初田匡之
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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