ローカルにOpenShift3の環境を作る
OpenShiftをローカル環境に作る方法が紹介されていたので、その記事を参考にチャレンジ。OpenShiftとはRed Hatが提供するPaaS環境です(多分)。
1) VirtualBox、Vagrantをそれぞれダウンロードしてインストールします。
現在iMacを利用中なので、Mac版を利用しました。
2) コマンドラインツールをダウンロードしてインストールします。
ダウンロードしたら解凍し、PATHを通します。iMacなので、解凍後、自分のホームディレクトリにcliというディレクトリを作成し、その中に中身を移動させました。
openshift-origin-client-tools-v1.1.1-e1d9873-mac.zipファイルを解凍後、中身を~/cliディレクトリに移動。
コマンドプロンプトを起動し、
export PATH=$PATH:~/cli/
としました。
3) Vagrantfileをダウンロードします。
https://www.openshift.org/vm/Vagrantfile
上記リンクからVagrantfileをダウンロードし、Vagrantを起動させるディレクトリに保存します。~/Vagrant/Openshift というディレクトリを作成し、その中に保存しました。ファイルはテキスト形式なので、拡張子を外します。
4) コマンドプロンプトで先程Vagrantfileを保存したディレクトリへ移動し、
vagrant up --provider=virtualbox
をすると、ダウンロードが始まり、環境が勝手に作られます。ダウンロードからだと結構長くかかるようなので、気長に待ちましょう。
ここで自分がやった際に詰まったのですが、VirtualBoxのバージョンが1.8.1(この時点での最新版)でないと、
A version of the box you're loading is formatted in a way that
Vagrant cannot parse: '1.1.3-1'. Please reformat the version
to be properly formatted. It should be in the format of
X.Y.Z.
こういうエラーが出て進みませんでした。
5) ブラウザで https://10.2.2.2:8443 へアクセスします。すると、UsernameとPasswordを求められる画面が表示されるので、自分で適当なユーザーネームとパスワードを入力し、Log Inボタンをクリックします。
上記のような画面が出て来れば大丈夫です。
最初に紹介しているページのコマンドでは、エラーが出てきたのですが、
oc login https://10.2.2.2:8443
とすると、すんなり認証が求められました。
初めての場合、以下の文章が出てくるので、yとします。
The server uses a certificate signed by an unknown authority.
You can bypass the certificate check, but any data you send to the server could be intercepted by others.
Use insecure connections? (y/n): y
ログインに成功すると、
Login successful.
You don't have any projects. You can try to create a new project, by running
$ oc new-project <projectname>
Welcome! See 'oc help' to get started.
と表示され、これでプロジェクトの作成準備となりました。
Getting Started with OpenShift
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